スーツと大きな声

男子のスーツ姿に弱い女子は多い。

もちろん似合っていることが条件だが、
スーツ姿のよく似合うサラリーマンというのは、
よく稼ぐ男というプラスイメージにつながる。

「俺は金づるじゃねぇ」と怒る人もいるが、
原始時代には獲物をよく捕ってくる男が好まれたのと同様、
実際にするしないは別として
女子は特に妊娠育児中の生活を保障してくれる男に弱いのだ。

最近、女子の求める男子の条件が、
かつての「三高」から
「三低」（低姿勢、低依存、低リスク）に変わったと
しきりに言われているが、
筆者の見るところ、それは真っ赤な嘘である。

正確には「三高＋三低」になって、
要求が増えただけのことだ。

せいぜい「高収入」の部分で
「理想は年収1000万円だったけど、700万円で妥協しといたる」
という程度に条件をゆるめただけのことだ。
こんな勝手な女子の言い分などマトモに聞く必要はない。

前にも書いたが男子には女子に比べて圧倒的に時間があるのだ。
どんどん色々な女とつきあっていけばよい。

そうすれば女に対する幻想みたいなものがなくなって、
冷静に女を見れるようになる。
そうなれば
「遊びの女」
「友達としてキープしたい女」
「本命の女」
と区別が出来るようになる。

で、スーツの話に戻るが、
颯爽とスーツの上着を羽織る姿とか、
鏡を見ないでネクタイをパパっと締める姿などに、
女は惹かれるようだ。

あとスーツは毎年変わらないようで、
襟の幅とか身頃とかで微妙にトレンドがある。

安いスーツでいいから、
毎年その年の流行を買うようにしたい。

男だけじゃなくて女もそうだが、
大きくてよく通る明るい声はプラスイメージ絶大だ。

女子の場合は落ち着いた話し方で
レディを印象づけるというワザも使えるが、
男子の場合はあまり効果がない。

よく「俺はソフトな男だから」
と言って優しい声でしゃべる男子がいるが、
少なくとも合コンの場では通用しない。
男子は明るく大きな声で
多少テンションを上げて話すことが絶対必要だ。
普段から訓練しておくといい。

とはいっても声楽家の発声練習みたいなのは必要ない。
リーマンなら
毎朝の「おはようございます」から朝礼の発言まで、
努めて大きな声で話すようにすればよいのだ。
自然と地声が大きくなってくるぞ。

虫が光のある方角に寄ってくるように、
女も大声で目立っている男子のほうによってくるものなんだ。

さらに女子は男子の話の中身なんか聞いていない。
熱っぽく語るアナタ自身を見ているんだ。
だから自慢話やマニアックにならない程度の話のネタは
ストックしておいたほうがいい。

どんな話を面白がるかなんて考えない方がいい。
自然体で、たとえば仕事でドジったときの話とか、
趣味が高じてどツボにはまった話とかを
オモシロおかしく語っていればいいんだ。大きな声で。
話がすべってしまっても気にせず話し続けるんだ。大きな声で。
細かいことを気にしないのが男らしさの証明でもある。

くれぐれもジェントルマンを装って
ただのヤサ男にならないように気をつけて。

お世辞
食事と酒
スーツ
大きな声
子供と動物など
太っ腹
細かいことを気にしない